戦争記念公園(シンガポール)

現在は慰霊塔周辺は黄色い柵に覆われていたためか、あまり人はいませんでした。
日本占領時期死難人民記念碑

1942年、シンガポールを占領した日本軍による大規模な華人系住民虐殺事件の犠牲者の霊を慰めるため、シンガポール政府と日本政府とで1967年に建てられた慰霊塔。
高さ68メートル。
4本の柱から塔が成り立っていて、それぞれシンガポールを支える中国人、マレー人、インド人、ユーラシア人を表しています。
この虐殺事件は戦後憲兵隊の戦友会がまとめた「日本憲兵正史」 においても「大東亜戦争史上一大汚点」とされるほどで、犠牲者数は定かではないものの、シンガポールでは5万人という数字が一般化しているそうです。

発掘された犠牲者の遺骨は甕に納められ塔の台座下に納められたため、その象徴として青銅の壺が4つの柱の間に置かれています。
台座の碑文




柱の碑文



