白みりんミュージアム(千葉県流山市)
今年2025年の3月29日に、流山発祥の白みりんをテーマにした体験型公共施設「白みりんミュージアム」が開館しました。
そろそろオープン直後の混雑も緩和されたかも、と行ってみましたが予想が外れてとても盛況でした。幸運なことに予約なしで当日券を購入することができました。

営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日の火曜日) 12/29~1/3(年末年始)、その他臨時休業あり |
料金 | 有料展示エリア:一般・大学生300円、小学生~高校生150円 みりん体験:小学生以上参加可能550円 |
有料エリアは時間制で人数制限があります。時間ごとにガイドさんが展示案内をしてくれます。そのため当日券の販売もあるものの、予約を推奨します。また券売機が1台なので予約をしても余裕をもって来館したほうがいいです。予約した人も発券は有人窓口がないので券売機を利用することになり、行列次第で予約時間に遅れてしまうようでした。
予約はこちら→白みりんミュージアム予約ページ
有料エリアの展示構成は4つ
1 流山白みりんヒストリー
みりんの起源から「流山白みりん」の誕生の秘密や、流山の醸造業の発展の歴史などを紹介。


2 流山白みりんシアター
『流山白みりん始まり物語』を上映。地元流山小学校の子ども達も出演。
3 みりんができるまで
プロジェクションマッピングを活用したバーチャル工場見学や、みりんづくりを体験できるゲームなどを展示。
4 白みりん体験広場
みりんの活用レシピやみりんの効能を紹介。
ながれやまぐるり(館内ショップ)

亀甲萬本店「万上 流山白味淋」、「流山白味淋」をベースに本格米焼酎を合わせた酒「万上 流山本直し」など、白みりんミュージアムならではの商品を販売。
雑記
私が「白みりん」というものの存在を初めて知ったのはNHKでもドラマ化された小説『みをつくし料理帖』でした。作中だと第二巻に収録の「花散らしの雨―こぼれ梅」で白みりんとその誕生譚の苦労にも触れられていました。
こちらのミュージアムのシアターの「流山白みりん始まり物語」では堀切紋次郎役として仲村トオルさんが出演されていて驚きました。なんだかNHKの時代劇を見た気持ちになりました。最後はちょっと涙をこらえることになりました。


そして館内ショップで『みをつくし料理帖』の作者高田郁さんのサインが飾ってあってこちらにも驚きました。絵がとても可愛いです。そして作中に登場していたので一度は食べてみたかったみりんの搾りかす「こぼれ梅」がソフトクリームのトッピングに選べたので注文しました。思いがけず『みをつくし料理帖』好きとしても楽しいミュージアムでした。
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『みをつくし料理帖』シリーズ、まだ読んだことがない人にはとりあえず1巻だけでも読んでみてほしい作品です。短編の連作集なので読みやすいですが、続きが気になってどんどん読み進めてしまうと思います。

八朔の雪 みをつくし料理帖
みをつくし料理帖の第一巻。
とにかく応援したくなる主人公。

花散らしの雨 みをつくし料理帖
みをつくし料理帖の第二巻。
白みりんも登場。