文化学園服飾博物館　「魔除け～身にまとう祈るこころ～」展

文化学園服飾博物館で行われている「魔除け　～身にまとう祈るこころ～」展を見てきました。

展示品は主にアジア・アフリカを中心とした民族衣装やアクセサリー。
それぞれどういった意匠や色に魔除けの意味や願いが込められているのかが解説してありました。

衣服の開口部が魔の侵入口と考えられていたり、目の届かない背中部分に魔除けを施したり、赤が魔に対抗する色と考えられていたりと、地域が違っても共通することがたくさんあって面白かったです。
どの地域の民族衣装も精緻な刺繍やアクセサリーがとても美しかったです。

また日本の魔除けでも、「背守り」といったものがあることを知りました。
女学校で縫い方を教えていたという教本も展示されていましたが、そんなに最近まで続いていたことにも驚きました。


文化学園服飾博物館に行ったのは初めてでしたが、意外と人が多くて驚きました。
また展示品の後ろに鏡が設置してあり、反対側も確認できてよかったです。

この展示会、2月17日まで開催されるそうです。