国立科学博物館 特別展「大哺乳類展3」

国立科学博物館で行われている特別展「大哺乳類展3 わけてつなげて大行進」に行ってきました。

大哺乳類展

GWの国立科学博物館、まあ混んでいるだろうと思っていましたが、入口時点で「大変混み合っています」の張り紙が。本日は整理券制での入場規制が行われており、想像以上の大盛況でした。

展示構成 全4章

第1章 哺乳類とは

ヒトを含む「哺乳類」がどのような生物なのか、哺乳類が共通して持つ、哺乳(母親がお乳で子どもを育てる)、二心房二心室の心臓、3つの耳小骨などの特徴を紹介。

第2章 分類と系統ーわけるとつなぐ

生物の特徴から見分け名前を付ける「分類」と、どのような順序で種が誕生してきたのかを探る「系統」という考え方を紹介。

第3章 リアル哺乳類図鑑ーわけてつなげて大行進

この「大哺乳類展3」のメインとも言える剝製標本約200点が分類ごとに並べられた展示「大行進」。骨格や内臓の標本を中心に、各分類群ごとの特徴を観察することができる「実物図鑑」。この「大行進」と「実物図鑑」のふたつのパートで展開されていました。

大行進

第4章 哺乳類の分け方ー過去から未来へ

分類を系統づけることで理解しようと試行錯誤してきた歴史を紹介。

雑記

とにかく人が多かったです。さすがGW。そして第3弾となる大人気企画。剥製での「大行進」展示はとにかく圧巻でした。なかでもミナミゾウアザラシの剥製は遠くからでもその大きさに眼を引かれ、近くで見ても圧倒されました。アザラシってこんなに大きい種類がいるんですね。もとは江の島水族館で飼育されていたそうです。

それからヨシモトコレクションのことも初めて知りました。故ワトソンT.ヨシモト氏(1909~2004)より寄贈された哺乳類・鳥類・爬虫類の標本約400点が「ヨシモトコレクション」と呼ばれ展示・研究に利用されているそうです。今回の「大哺乳類展3」もヨシモトコレクションから多く展示されているそうです。

大行進
会期2024年3月16日(土)〜6月16日(日)
会場国立科学博物館(東京・上野公園)
開館時間9時〜17時(入場は16時30分まで)
休館日月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)

博物館,特別展

Posted by sata04