国立公文書館「龍ー日常にとけこむ神秘ー」

令和6年度第2回企画展「龍ー日常に溶け込む神秘ー」に行ってきました。
令和6年の干支は辰。「動物」としては龍が充てられており、この企画展では国立公文書館所蔵の資料から辞典類での龍の解説や、物語や逸話での龍、龍にあやかり名付けられたものなどが紹介されていました。

雑記
想像上の生き物「龍」ですが、姿も生態もなんとなく知っている気がするのはおそらく幼い頃から日本昔話やドラゴンボールなどのアニメで触れてきたからかな、とこの展示を見ていて思いました。
展示されていた後漢の「説文解字」(現存する中国最古の漢字字書)によると、「龍」は鱗のある動物の「長」であり、春分に天に登り秋分に淵に潜むと記されているそうです。
鯉が滝を登りきると龍になる、などはなんとなく聞いたことがありましたが鱗ある動物の長だったとは知りませんでした。
他にも龍の名前を冠した生薬の紹介など、日常にとけこんだ「龍」の存在に改めて気付かされる、そんな展示でした。
会期 | 令和6年10月19日(土)〜12月15日(日) ※11月10日(日)・18日(月)は休館 |
開館時間 | 9:15〜17:00 |
入館料 | 無料 |