鎌倉歴史文化交流館 企画展「北条氏展vol.3 北条義時とその時代―武家政権確立への道―」
「鎌倉殿の13人」の大河ドラマ館に行ってきたので、パンフレットで紹介されていた鎌倉歴史文化交流館に行ってきました。
大河ドラマ館の記事はこちら→鎌倉殿の13人 大河ドラマ館
鎌倉歴史文化交流館では企画展「北条氏展vol.3 北条義時とその時代―武家政権確立への道―」が行われていました。

こちらは同時に鎌倉国宝館で行われている特別展「北条氏展 vol.3-2 北条義時とその時代 ー義時と実朝・頼経ー」の2館をまわることで一つの展覧会が完成する形となっており、図録も共通のものが販売されていました。
残念ながら私が行った日は鎌倉国宝館が休館日だったので鎌倉歴史文化交流館のみ行ってきました。
鎌倉歴史文化交流館と鎌倉国宝館は、大河ドラマ館のパンフレットの提示で各1回無料で入場できます。
展示構成
第1章 源実朝と義時
第2章 承久の乱と北条氏
第3章 高野山と鎌倉幕府
吾妻鏡や高野山の寺院資料、青磁碗や瓦などの出土品などが展示されていました。
なかでも今回の目玉は承久記絵巻(巻第5)だそうです。
この企画展で今後の大河ドラマの大体の予習ができてしまいました。
ドラマではどう描かれるのかとても楽しみです。
また常設展では原始・古代〜近現代の鎌倉の歴史が紹介されていました。
新しい博物館だからか、VRがあったりプロジェクションマッピングがあったりと面白かったです。


ジオラマにプロジェクションマッピングを投影するとこんなにわかりやすくなるんだと驚きました。

そしてこの鎌倉歴史文化交流館がある無量寺谷と呼ばれる谷は、13人の重臣のひとり、安達氏の菩提寺や甘縄の邸宅などがあったと考えられているそうです。