青龍山 吉祥寺(群馬県利根郡)
青龍山 吉祥寺
鎌倉建長寺を本山とする臨済宗の禅寺。暦応2年(1339)創建。

「青龍山」の勅額は後光厳天皇の筆による
表には「青龍山」、裏には文和元年壬辰 後光厳院 喜平上幹 とあるそう。

山門は登ることができ、楼上には文殊菩薩を中心に十六羅漢が安置されています。

釈迦堂には後光厳天皇の位牌
釈迦堂(宝泉殿)内部には釈迦三尊像(群馬県の重要文化財に指定)、左右には中興開山像が安置されています。
しかしひときわ目を引いたのは釈迦三尊像の手前右側に安置された「後光厳天皇 尊霊」と書かれた金色の立派な位牌。後光厳天皇の勅額があることは来る前にお寺のホームページ等で知っていたのですが、位牌のことは知らなかったので驚きました。

本堂(普光殿)


本堂内ではお庭を見ながら好きな場所でお抹茶も頂けました。



宝物殿(古月庵)
こんなにたくさんの仏像が?と驚くほどたくさんの仏像。他に真田信之の朱印状なども展示されていました。

別名「花寺」
こちらのお寺は「花寺」とも呼ばれているそうですが、季節がら花よりも青々とした緑がとても美しかったです。雨上がりの後に訪ねたのですが、池に水路に緑にとまるで避暑地に来た気分でした。それと大きなものから小さなものまでたくさんの石造物がありました。

