戸定歴史館「マイセンコレクション展」
祝松戸市人口50万人到達 マイセンコレクション展
松戸市内の実業家圡屋(つちや)亮平氏が2023年1月、「松戸の文化行政の起爆剤に」と時価5億円相当のマイセン磁器152点を市に寄贈。今回は松戸市人口50万人到達を記念して、寄贈品の中から選ばれた38点の作品を通してマイセン300年の様式の移り変わりを概観する展示です。

展示構成は3つ
- 東洋磁器への憧れ
東洋磁器の影響を受けた初期マイセンの展示 - ヨーロッパスタイルの確立 ーバロックからロココ様式へ
東洋の模倣から脱し、重厚なバロックから優美で華やかなロココ様式へ - 19世紀から現代
7年戦争の影響や競合他社との争いで停滞しつつ19世紀に再興し現代へ


雑記
想像より大勢の人が観覧に訪れていました。最初の「はじめに」で錬金術師がアウグスト強王に軟禁されて研究させられたという内容にびっくりしました。
優雅な茶器を見れるのかな〜と気楽に来たので「はじめに」でここにあるのは時の国家の威信をかけた作品群なんですよ、と念をおされた気持ちになりました。

おそらくマイセンの茶器や食器以外を初めて見ましたが、壺などの精緻な花飾りや動物に、これを陶器で?と驚嘆し続けました。
場所 | 戸定歴史館 〒271-2050 松戸市松戸714の1 |
開催期間 | 令和7年2月1日(土曜)〜3月9日(日曜) |
休館日 | 2月3・10・17・25日 3月3日 |
入館料 | 一般300円、高校・大学生100円、中学生以下は無料 戸定邸との共通入館料:一般500円、高校・大学生160円 |