千葉県立中央博物館

| 開館時間 | 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)年末年始、その他臨時休館 |
| 入場料 | 一般300円、高・大生150円 小・中学生、未就学児、障害者及び介助者1名無料 |
常設展の展示構成は7つ
- 房総の地学展示室
- 房総の生物展示室
- 海洋展示室
- 生物の分類展示室
- 小動物展示室
- 房総の歴史 展示室
- 自然と人間のかかわり 展示室
野外の博物館 生態園

雑記
千葉神社に行くのでせっかくなので博物館にも行ってきました。
できれば千葉氏や妙見信仰について勉強できればいいなあと思っていきました。しかし総合博物館だったので歴史よりも自然科学のほうに力が入っている博物館という印象を持ちました。後で調べたところ私が行くべきだったのは千葉市立郷土博物館だったようです。そちらは次の機会に訪ねようと思います。
それはさておき自然科学にはとても力が入っており、まず第一室の「房総の地学」ではいくつもの剥ぎ取り標本や、巨大なナウマンゾウの骨格標本など見た目にもインパクトのある展示がたくさんあって楽しかったです。
また地震に関する展示コーナーもかつて行ったどこの博物館よりも充実していて常設展で?と正直驚きました。昔の学芸員に専門家がいたのでしょうか。
生物に関する展示も非常に充実しており、見ごたえがありました。国立科学博物館の展示が好きな人はきっとこの千葉県立中央博物館の展示も好きだと思います。
しかし映像展示関連は割と調整中のものが多かった印象です。映像機器が古すぎるせいかな、と思いました。
「自然と人間のかかわり」展示室では「辻切り(道切り)」という山や村の境界で行われる民俗習慣の作り物の展示がされていて印象に残りました。
また本館に隣接する屋外に、生態園という野外展示施設があり、こちらは季節柄か、数メートルごとに「落枝に注意」の看板が置かれており、上からどんどん木の葉が舞ってくるという貴重な体験をしました。
木の葉が降る音なんて耳を澄まして聞いたのは初めての経験でした。ひょとしてこれを表す言葉もあるのかも、と思って調べたら「木の葉時雨(このはしぐれ)」という雅な言葉があるそうです。
まさに時雨のように木の葉が降り注ぐ音だったのでなんとぴったりなんだろうと感動したのでここに記録しておきます。幸いにも落枝は当たらずにすみました。
それとミュージアムショップでどんぐりクッキーを見つけたのでお土産にしました。


BAKE DONGURI(ベイク ドングリ)という「加曽利貝塚のお土産をみんなで作ろう」を合言葉にスタートした焼き菓子ブランドだそうです。どんぐりを使用したクッキーだそうで、味がとても気になりました。おそらく初めて製品化したどんぐりクッキーを見つけました。食べたら感想を追記します。
追記(12月15日)


形はどんぐりの形で可愛かったです。甘さ控えめで際立つ塩気と、歯ごたえのサクサク感が印象的でした。小麦粉も使用されているのでどんぐり特有の香りや味ははよくわかりませんでしたが、素朴な味わいの美味しさでした。






