常総市地域交流センター 通称豊田城 (茨城県常総市)
用事があって常総市に行ったら遠くから巨大な城が見えました。常総市に天守を持つ城があるなど知らなかったので驚きました。

調べてみるとどうやら常総市地域交流センター。通称は豊田城だそうです。中には常総の歴史を学べる展示室があるようなので行くことにしました。
常総市地域交流センター(通称:豊田城)



施設概要
平成4年(1992)に建設された鉄筋コンクリート造り。5層7階建てで高さは48.5メートル。
豊田城の名前は現在地より2キロメートル東の小貝川べりに存在した戦国時代の豊田城にちなんで。
ただし本来の豊田城は茅葺で川の水を要塞とした城であったとされ、天守を持つ構造の城ではなかったそうです。遺構も河川改修によって失われたそうです。
入場料:令和3年3月31日まで無料
展示内容
1階 ホール、ロビー 現在はコロナ対策のためここで住所や連絡先の記入、いばらきアマビエちゃんへの登録を求められます。
2階 ホール、図書室
3階 展示室(常総の歴史)
古代から近世まで出土品や小田家の遺品など展示してありました。
4階 展示室(常総の産業)
産業に関する展示のほかに平成27年(2015)9月の関東・東北豪雨によって起こった水害についての展示もありました。
5階 フリースペース キッズスペースのある休憩用の空間でした。
6階 展示室(長塚節関係)
常総市の郷土作家である長塚節に関する展示。プロジェクションマッピングを利用した展示や代表作「土」を執筆した部屋を復元したものなどがありました。
7階 展望室
外に出て回廊を歩いて一周することができました。
展望室からの景色

東側には筑波山や宝篋山が見えました。

北側のはるか向こうに赤城連山や日光男体山が見える日もあるそうです。