夢窓国師座禅窟(千葉県いすみ市)
太高寺

恵心僧都が創建し、夢窓疎石が再興したと伝わる寺。
夢窓疎石が約2年半の隠遁生活を送り、修行をしたという座禅窟は太高寺の裏山中腹にあります。


夢窓国師坐禅窟(金毛窟)
元亨3(1323)年、夢窓疎石は千町荘(ちまちのしょう)に、退耕庵(たいこうあん)という庵を結びました。この庵はのちに大興寺、さらには今の太高寺と改名されたそうです。


総州の退耕庵にすみ給ひける時、或人来て此住ゐのめづらしさに、
心のとまるよしを歌によみたりし返事めづらしく 住なす山の庵にも 心とむれば うき世とぞなる
夢窓国師和歌集
壁面


壁面に「金毛窟」の文字。この刻銘は夢窓国師の手になるものと考えられているそう。

町指定文化財指定書

雑記
いすみ市の地図を見ていたら「夢窓国師座禅窟」があるのを知りました。これはぜひ行ってみたいと思いつつ、観光寺院ではなさそうなのでちょっと不安に思いながら訪ねました。
しかし結果ごらんのとおり看板もあり、座禅窟への道も整備され、杞憂に終わりました。
さらに珍しいことに町指定文化財の指定書も掲示されていました。指定書というものを初めて見れて嬉しかったです。








