さくら民家園(茨城県つくば市)
開発と伝統と調和のシンボル さくら民家園


さくら民家園
この民家園は、研究学園都市の「開発と伝統の調和のシンボル」として、桜村が住宅都市整備公団に委託して建設したものです。
主屋は、桜村上大角豆の旧横田家住宅を移築したもので、十八世紀末(江戸寛政年間)に建てられたと推定される。この地方の典型的な農家建築です。
移築にあたり、初期の形に復元しつつ、広く活用をはかるため、茶室・土間を整備しました。
桜村住宅・都市整備公団
看板より

園内はちょうど梅が咲き始めていました。

主屋

この主屋は昭和59年(1984)につくば市上大角豆の横田章氏より寄贈を受けたもの。
つくば地方の伝統的な民家の型で、屋根は急勾配で軒が深くなっています。
移築前の間取りは左右どちらかに「ドマ」があり、「ザシキ」「オクザシキ」「ヘヤ」「チャノマ」からなる典型的な四つ間型だったそうです。
移築後の現在は仏壇や押し入れのあった「ヘヤ」がなくなって土間のスペースが大きくなっているようです。



板の間は障子が映り込むほど磨きあげられていました。

茶室は予約すれば実際に使用することができるそうです。

奥に映っている大きな石(沓脱石)の場所が玄関。
利用案内
開園時間 午前9時半~午後4時半
休園日 毎週水曜日(祝日と重なった場合 翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
入園料 無料