東京建築祭2025

普段は入れない場所に入れる「東京建築祭」というものがあると知り今回参加してみました。

会期	一般公開　2025/5/17（土）ー25（日） 特別公開 5/24（土）、25（日） ガイドツアー ガイドツアー 2025/3/28（金）ー4/20（日）
プログラム	・特別公開・特別展示（無料） ・ガイドツアー（有料・要申込）
エリア	上野・湯島・本郷、神田・九段、日本橋・京橋、大手町・丸の内・有楽町、銀座・築地、港区、その他

今回の参加場所は
築地本願寺
カトリック築地教会
泰明小学校
有楽町マリオン(有楽町センタービル)
東京大学理学部2号館
旧岩崎庭園

築地本願寺

設計：伊東忠太　竣工年：1934年
特別公開：講堂、講堂裏控室、講堂裏講師控室
文化財指定：重要文化財

奇想の建築家・伊東忠太の最高傑作と名高い「築地本願寺」は古代インドの仏教寺院、西洋建築、アジア各国や日本建築の細部などを濃密に組み合わせた、前代未聞の独特な建築。

カトリック築地教会

設計：ジロジアス神父、石川音次郎　竣工年：1927年
特別公開：聖堂、資料室
文化財指定：東京都選定歴史的建造物、中央区民有形文化財 建造物

東京最古の教会。資料室では、写真や関東大震災で崩れた資材などが展示。

泰明小学校

設計：東京市　竣工年：1929年
特別公開：校庭、3F講堂、1F体育館
文化財指定：経済産業省認定近代化産業遺産
その他：東京都選定歴史的建造物

現存する数少ない復興小学校のひとつ。正門（フランス門）は、南フランスの貴族の館にあった門を輸入し銀座の街から寄贈されたもの。

有楽町マリオン（有楽町センタービル）

竣工年：1984年　設計：竹中工務店
特別展示：8Fロビースペース。
有楽町マリオンと有楽町周辺の街並みの歴史を辿る写真展を開催。

東京大学理学部2号館

竣工年：1934年　設計：内田祥三　
特別公開　階段、講堂
「内田ゴシック」と呼ばれる特徴的なスタイル。

旧岩崎庭園

設計：ジョサイア・コンドル（洋館・撞球室）竣工年：1896年
文化財指定：重要文化財（洋館・撞球室・大広間）
特別公開：撞球室

日本でも珍しいシャレー風建築の撞球室を特別公開。壁紙に使用されている金唐革紙の技がよく分かる版木ロールを展示。また、開催期間中は、特別に洋館前の芝生に立ち入れるエリアを設ける。

雑記

とにかくたくさん歩きました。そしてこんな機会でもなければ行かなかっただろう、入れなかっただろう場所に行けて楽しかったです。

そして現地では建物のリーフレットのほかに、表には該当の建物、裏にはオーディオガイドのQRコードが掲載されたミニカードをもらえました。

目的地までの移動途中に存在を知らなかったモニュメントや史跡を見つけられたのも予期せず嬉しかったです。来年はもっと計画を立てて参加したいです。